2008年07月01日
医師偏在

7月に入りました。またまた生活にかかわる商品やサービスの値上げなのです。
そんな中、今日の気になり事は、6月29日の読売新聞「研修医偏在 地方へ誘導」という記事です。
まずキーワードは「医師臨床研修制度」・・医師不足の一因とされているのです。なぜか?
2004年に導入された制度です。それまで研修医の大半は大学病院に所属していたのですが、原則自由に研修病院を選べるようになったのです。
と、どうなるかというと、都市部の病院を選ぶようになってしまったのです。当然です。自分がその立場ならそうします。そりゃ地方より都会の方がイイです。
この影響で地方の大学病院の医局が人手不足になったのです。そしてこともあろうか、各地の公立病院に派遣していた医師を引き揚げさせたのです。
そして、医師はいなくなった、のです。(Agatha Christie風に・・)
さあ、最大関心事は次です。地方のとった苦肉の策が最高なのです。誤解を恐れずに言うと、子ども騙しなのです。
例えば・・(記事より)
「食堂にウニご飯」(八戸市民病院)
「年収最高で940万円」(市立鶴賀病院)
「アメリカへの留学タダ」(黒部市民病院)などなどです。
地方の病院は、ワラをも摑む的に必死なのです。研修医をワラに例えているわけではありません。背に腹は替えられない即戦力として期待を込めての対応なのです。
気持ちは痛いほど分かりますが、ナンダカナア〜です。
しかし、しかしです。よそ事ではないのです・・愛媛も田舎扱いなのですから・・
今日の写真は、季節外れの身近な某病院ですが、枯葉のような状態がいまの医療の心象風景のように感じる7月1日です。
by W53CA
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